今年後半目標の大間原発・安全強化対策工事開始、先送り否定/Jパワー「厳しい状況にあるが全社挙げて取り組む」と町に伝える

電源開発(Jパワー)は9日、大間町や町議会に対し、今年後半を目標とする大間原発の安全強化対策工事開始について「厳しい状況にあるが、全社を挙げて取り組んでいく」と伝え、現時点での目標先送りは否定した。 非公開で開かれた町議会大間原子力発電所対.....
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 電源開発(Jパワー)は9日、大間町や町議会に対し、今年後半を目標とする大間原発の安全強化対策工事開始について「厳しい状況にあるが、全社を挙げて取り組んでいく」と伝え、現時点での目標先送りは否定した。[br] 非公開で開かれた町議会大間原子力発電所対策特別委員会で同社幹部が説明した。3月の特別委では「厳しくなりつつある」との認識を示していた。 大間原発を巡っては計38回の審査会合が行われているが、敷地や敷地周辺の断層評価や津波を巡る議論にとどまっており、施設関係の審査に入れていない。[br] 金澤満春町長は取材に対し、「現実的に大丈夫なのかと誰もが思っている話だが、Jパワー側は頑張ると話をしているので努力してほしいと言うしかない」と述べるにとどめた。