障害者就労施設利用者作製のマスク、障害児通所施設の子どもに配布/三沢市

贈られたマスクを着けた子どもら
贈られたマスクを着けた子どもら
三沢市は4日、市内五つの障害児通所施設に通う児童、生徒に向け、四つの障害者就労施設に作製を依頼した布マスク計約140枚を配布した。このうち、同市の児童発達支援センター「ハーモニー」(園芳彦センター長)には、障害者就労継続支援A・B型事業所「.....
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 三沢市は4日、市内五つの障害児通所施設に通う児童、生徒に向け、四つの障害者就労施設に作製を依頼した布マスク計約140枚を配布した。このうち、同市の児童発達支援センター「ハーモニー」(園芳彦センター長)には、障害者就労継続支援A・B型事業所「合同会社咲花ー菜(さくはーな)」(沼田珠緒代表社員)の利用者らが訪れ、子どもたちに手作りのマスク24枚を届けた。[br] 新型コロナウイルスの感染拡大の影響による、子ども用マスクの不足を受けた取り組み。供給を進めるだけでなく、就労施設で働く利用者の工賃向上を図る狙いから、市が5月上旬、就労施設に発注した。[br] マスクは大、中、小の3サイズ。各就労施設の利用者が、柄のプリントされた布などを使い、ミシンや手縫いで丁寧に作った。[br] ハーモニーではこの日、咲花ー菜の利用者3人が「お使いください」と、幼児4人に丹精込めて作ったマスクを渡した。[br] 子どもたちは、早速もらったマスクを着けて、うれしそうな表情。利用者に「ありがとうございました」とお礼を述べた。[br] 園センター長は、取材に「今後どんな状況になるのかも分からないので助かる。本当にありがたい」と謝意を示した。贈られたマスクを着けた子どもら