【新型コロナ】自治体病院への支援訴え 青森県市長会と県町村会、県に要望

新型コロナウイルス対策について意見を述べる浜谷豊美会長(左)=5日、青森県庁
新型コロナウイルス対策について意見を述べる浜谷豊美会長(左)=5日、青森県庁
新型コロナウイルス対策について意見交換する青森県と市町村の連絡会議が5日、県庁で開かれた。県市長会(会長・小野寺晃彦青森市長)と県町村会(会長・浜谷豊美階上町長)は三村申吾知事に対し、新型コロナの第2波に備え、医療人員や機材の不足に不安を抱.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 新型コロナウイルス対策について意見交換する青森県と市町村の連絡会議が5日、県庁で開かれた。県市長会(会長・小野寺晃彦青森市長)と県町村会(会長・浜谷豊美階上町長)は三村申吾知事に対し、新型コロナの第2波に備え、医療人員や機材の不足に不安を抱える自治体病院を支援する必要性を訴えた。[br] 連絡会議は4月に続いて2度目の開催。今回は緊急事態宣言が全国で解除されたことを受け、今後の医療体制や経済支援の在り方が議論の中心となった。[br] 浜谷町長は、自治体病院について「慢性的な医師不足や恒常的な赤字を抱え、新型コロナでさらに厳しい状況に置かれている」と強調。県に対し、常勤医が感染した場合の広域的な支援・応援態勢の確立や感染症対策の経費支援を求めた。[br] 経営支援を求める事業者の相談を一元的に受け付けるコールセンターの設置や感染状況に関する県の情報提供の強化なども要望。[br] 要請を受けた三村知事は「感染症対策をしながら、足元の経済をいかに動かすかが大事だ。互いに励まし合って危機を突破しよう」と答えた。新型コロナウイルス対策について意見を述べる浜谷豊美会長(左)=5日、青森県庁