「しかるべき時に開催要求」核燃サイクル協で三村知事

青森県の三村申吾知事は2日の定例記者会見で、使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)が新規制基準の審査に事実上合格したことを受け、知事が官房長官ら関係閣僚と意見を交わす核燃料サイクル協議会について、「しかるべき時に(開催を)強く要求したい」と述.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森県の三村申吾知事は2日の定例記者会見で、使用済み核燃料再処理工場(六ケ所村)が新規制基準の審査に事実上合格したことを受け、知事が官房長官ら関係閣僚と意見を交わす核燃料サイクル協議会について、「しかるべき時に(開催を)強く要求したい」と述べた。[br] 知事の要請を受けて国が開催する同協議会は、1997年に初めて開かれた。最後の開催は2010年11月。当時、再処理工場の完成時期が2年延期され、三村知事が「サイクル政策にぶれがないか、政府一体の取り組み方針を確認する必要がある」として開催を要請した。この時が11回目だった。[br] 会見で、三村知事は協議会開催の必要性に言及しつつ、「今は(安全対策の)工事許可が出ておらず、まだステップとしては厳しいと思う」と述べた。[br] 同協議会を巡っては、最後の開催から間隔が空いていることなどから、与野党を問わず一部県議から開催を求める声が上がっている。