プロ入り目指す八学大野球部3選手、最後の秋見据え意気込み

ブルペンで投球練習に励む、八学大の中道佑哉(左)と大道温貴=30日、八学大グラウンド
ブルペンで投球練習に励む、八学大の中道佑哉(左)と大道温貴=30日、八学大グラウンド
北東北大学野球の春季リーグ戦中止が正式に決まった30日、昨春の覇者八学大野球部の選手は、コロナ禍による中止について「仕方ない」と冷静に受け止めつつ黙々と練習に励んだ。プロ入りを目指す4年の3選手は、次の舞台である秋季リーグ戦を見据えた。 こ.....
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 北東北大学野球の春季リーグ戦中止が正式に決まった30日、昨春の覇者八学大野球部の選手は、コロナ禍による中止について「仕方ない」と冷静に受け止めつつ黙々と練習に励んだ。プロ入りを目指す4年の3選手は、次の舞台である秋季リーグ戦を見据えた。[br] ここまでリーグ戦通算20勝のエース右腕大道温貴(はるき)は、5月に最速150キロを計測するなど、順調な調整ぶりを明かし「目標のプロ入りへ向けてやるべきことは変わらない。焦りはない」と淡々。ただ、大学生として最後のリーグ戦となる秋に向けて「チームとして優勝できる力は十分にある。力を出し切りたい」と闘志を燃やした。[br] 大道と共に左右2枚看板を担う左腕中道佑哉(十和田市出身、八学野西高出)は「リーグ戦がなくなったのは、正直に言うとショック」ととこぼしつつ、目標とするプロ入りへ「アピールするには、秋が最後のチャンス。しっかり調整して万全の状態で迎えたい」と意気込んだ。[br] 昨年の全日本選手権で2本塁打を放った主砲武岡大聖は「なくなったものは仕方ない」と冷静に受け止めつつ、「秋に向けてじっくりと打撃フォーム改善に取り組み、チームの優勝に貢献し、個人としてもアピールしたい」と前を向いた。[br] 正村公弘監督は「状況が状況だけに、受け入れるしかない」ときっぱり。秋へ向けて「実戦をできない苦しさに耐えた分だけ、選手たちが強くなると期待したい」と言葉に力を込めた。ブルペンで投球練習に励む、八学大の中道佑哉(左)と大道温貴=30日、八学大グラウンド