青森県反核実行委が県に要請文/核燃サイクル廃止求め

要請文を提出する三上武志委員長(右)=29日、青森県庁
要請文を提出する三上武志委員長(右)=29日、青森県庁
青森県反核実行委員会(三上武志委員長)は29日、六ケ所村の核燃料サイクル施設の立地に関する同意撤回などを求めて原水爆禁止日本国民会議、原子力資料情報室との連名で県に要請文を提出した。 3団体は1985年4月9日に県がサイクル施設の受け入れを.....
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 青森県反核実行委員会(三上武志委員長)は29日、六ケ所村の核燃料サイクル施設の立地に関する同意撤回などを求めて原水爆禁止日本国民会議、原子力資料情報室との連名で県に要請文を提出した。[br] 3団体は1985年4月9日に県がサイクル施設の受け入れを表明したことを踏まえ、毎年その前後で集会を開催。今年は新型コロナウイルスの影響で中止となった代わりに、県に提出した要請文と同じ内容のものを関係省庁や市町村にも発送した。[br] 要請文では他に、トリチウムなど使用済み核燃料再処理工場から出る放射性物質の除去徹底なども求めている。[br] 県反核実行委は提出後の取材に、工場が新規制基準に事実上合格したことを受け、再処理事業の廃止を国などに要求するため、100万人の署名を来年4月までに集める方針を示した。要請文を提出する三上武志委員長(右)=29日、青森県庁