市の事業、段階的に再開 八戸市がコロナ対策本部会議

八戸市は27日、市庁で新型コロナウイルスに関する対策本部会議を開き、各部局の対応状況を確認した。小林眞市長は感染拡大を受けこれまで見合わせてきたイベントなどの市の事業について、段階的な再開を検討するよう指示した。 全国的な緊急事態宣言の解除.....
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 八戸市は27日、市庁で新型コロナウイルスに関する対策本部会議を開き、各部局の対応状況を確認した。小林眞市長は感染拡大を受けこれまで見合わせてきたイベントなどの市の事業について、段階的な再開を検討するよう指示した。[br] 全国的な緊急事態宣言の解除や、コロナに関する青森県の対処方針の変更を踏まえて開いた。[br] 会議では、市の各部局が現状を報告。公共施設に関しては、小学生の利用は不可―などの条件付きで再開していた新井田公園や多賀多目的運動場の多目的広場の条件を6月1日に解除。こどもはっちは人数や時間制限を設けた上で同日に再開するとした。[br] 国民一人当たり10万円が支給される「特別定額給付金」については、26日現在で約9万8400件の申請があり、29日までに約8万8500件に給付が完了するとの見通しを示した。[br] 今後の対応について小林市長は、市の主催事業の再開の検討などを指示し、「活力ある八戸を取り戻すため、手を緩めることなく必要な取り組みに知恵を絞ってほしい」と強調。市民に対しても、引き続き、感染拡大防止に向けた行動を徹底するよう呼び掛けた。