HIV感染者2人 エイズ患者1人、梅毒30人/19年青森県内

青森県は27日、2019年のエイズウイルス(HIV)感染者、エイズと梅毒患者の届け出状況を発表した。新規のHIV感染者は男性2人(前年比3人減)。18年は届け出がなかったエイズ患者は新たに男性1人が増えた。梅毒患者は計30人(10人減)だっ.....
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 青森県は27日、2019年のエイズウイルス(HIV)感染者、エイズと梅毒患者の届け出状況を発表した。新規のHIV感染者は男性2人(前年比3人減)。18年は届け出がなかったエイズ患者は新たに男性1人が増えた。梅毒患者は計30人(10人減)だった。[br] 新たなHIV感染者とエイズ患者を年齢別に見ると、HIV感染者は30~39歳と40~49歳が各1人、エイズ患者は30~39歳だった。感染経路はいずれも同性間の性的接触。1989年からの累計では、HIV感染者は61人、エイズ患者は35人となった。[br] 梅毒患者の性別は男性17人、女性13人。年齢別では多い順に20~29歳が9人、60歳以上が7人、10~19歳が4人など。感染経路は異性間の性的接触が21人と全体の7割を占めた。このほか、同性間の性的接触と不明がいずれも各2人、その他が5人。[br] 県内の保健所では、無料でHIVの検査を受けられ、併せて梅毒の検査も可能となっている。県保健衛生課は「感染の不安がある場合は保健所に相談して検査を受けてほしい」と呼び掛けている。