【県境産廃】基準値超の1、4ジオキサン検出 

田子町と二戸市の県境にまたがる産業廃棄物の不法投棄問題で、青森県は27日、5月の水質モニタリング調査(速報値)で、周辺地下水から有害物質「1、4ジオキサン」が環境基準値を上回る濃度で検出されたと発表した。 同地点での基準値超過は6度目。原因.....
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 田子町と二戸市の県境にまたがる産業廃棄物の不法投棄問題で、青森県は27日、5月の水質モニタリング調査(速報値)で、周辺地下水から有害物質「1、4ジオキサン」が環境基準値を上回る濃度で検出されたと発表した。[br] 同地点での基準値超過は6度目。原因は不明だが、周辺の他調査地点では基準値を下回っており、県環境保全課は「生活環境への影響はない」としている。[br] 基準値超えの地点は不法投棄現場の下流部で、一番近い遮水壁から約80メートル離れている。調査は13日に行い、ジオキサンの基準値1リットル当たり0・05ミリグラムに対し、0・30ミリグラムが検出された。[br] 同地点では2017年12月、18年3、5、8月、昨年1月の調査でも基準値を超過した。県は原因特定のため、自動記録式の水位計や電気伝導率計を設置しデータを蓄積している。