漁獲アップへ期待込め アブラメ稚魚、階上沖に放流

アブラメの稚魚を放流する町職員=26日、階上町
アブラメの稚魚を放流する町職員=26日、階上町
階上町の青森県栽培漁業振興協会(木浪昭代表理事)は26日、アブラメ(アイナメ)の稚魚を本年度、初出荷した。初日の出荷分約6500匹は同町と階上漁協が購入。階上沖で放流し、資源の確保と漁獲量アップへ期待を込めた。 同町の魚として親しまれるアブ.....
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 階上町の青森県栽培漁業振興協会(木浪昭代表理事)は26日、アブラメ(アイナメ)の稚魚を本年度、初出荷した。初日の出荷分約6500匹は同町と階上漁協が購入。階上沖で放流し、資源の確保と漁獲量アップへ期待を込めた。[br] 同町の魚として親しまれるアブラメの種苗生産は、1992年に同協会が全国で初めて成功させた。その後中断されたが、漁獲量が大幅に減ったことから、2018年から再び稚魚の出荷を行っている。[br] この日は、同町の追越漁港から浜谷豊美町長や町職員、漁協関係者が漁船に乗り込み、階上沖へ。7センチほどの稚魚をバケツで海へ放流した。このほか、今年は県内の3漁協や日本釣振興会が各地で稚魚を放流予定という。[br] 浜谷町長は「少しでもアブラメが定着して、水揚げ増加につながれば」と話した。アブラメの稚魚を放流する町職員=26日、階上町