青森県産リンゴ40万9800トン/19年産収穫量、前年比8%減

農林水産省は26日、2019年産のリンゴ収穫量と結果樹面積をまとめた。青森県の収穫量は40万9800トン(前年産比8%減)で、過去10年で2番目に少なかった。高温少雨の影響で、主力のふじの着果数が減ったことが主な要因。結果樹面積は1万970.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 農林水産省は26日、2019年産のリンゴ収穫量と結果樹面積をまとめた。青森県の収穫量は40万9800トン(前年産比8%減)で、過去10年で2番目に少なかった。高温少雨の影響で、主力のふじの着果数が減ったことが主な要因。結果樹面積は1万9700ヘクタール(1%減)だった。県は「収穫量は減ったが、19年産の出来はよく、高値で販売されている」としている。[br] 品種別の収穫量は、ふじ19万5800トン(13%減)、王林4万1600トン(増減なし)、つがる4万1100トン(2%減)、ジョナゴールド3万4100トン(13%減)など。[br] 県りんご果樹課によると、県産リンゴは収穫量が減ったものの良果は多く、他県産が台風被害などで収穫量が減ったため、県産は過去5年で最も高い価格で取引されている。[br] 同課の三上道彦課長は「例年にない暑さと雨の少なさで、生産者は厳しい管理状況に苦労していたと思う。今後も引き続き良果の生産に努めてほしい」と話した。