貿易額2カ月連続の減少 4月、八戸税関管内

八戸税関支署は26日、4月の管内貿易概況を発表した。実績があったのは八戸港のみ。輸出入を合わせた貿易額は前年同月比25・7%減の172億1700万円で、2カ月連続の減少となった。 輸出額は67億2800万円(16・9%減)で、3カ月連続の減.....
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 八戸税関支署は26日、4月の管内貿易概況を発表した。実績があったのは八戸港のみ。輸出入を合わせた貿易額は前年同月比25・7%減の172億1700万円で、2カ月連続の減少となった。[br] 輸出額は67億2800万円(16・9%減)で、3カ月連続の減少だった。新型コロナウイルス拡大に伴ってフェロニッケル製品の販売数量が伸び悩んだため、鉄鋼(14億1600万円)が前年比53・7%減と大きく落ち込んだほか、魚介類および同調製品(2億7900万円)などが減った。中国向けの半導体製造装置などの一般機械(40億3千万円)やタイ向けの紙および板紙(5億600万円)は増加した。[br] 輸入額は104億8900万円(30・4%減)と3カ月ぶりのマイナス。植物性油かす(14億7400万円)や野菜(1億4100万円)などが増え、亜鉛鉱(11億4千万円)やニッケル鉱(5億5300万円)などが大きく減った。[br] コンテナ通関本数(実入り、20フィート換算)は、輸出が193本増の1090本、輸入は42本増の1087本。八戸港に入港した外国貿易船は6隻減の37隻だった。