数量減も金額5%増/4月、八戸市中央卸売市場

八戸市中央卸売市場が20日に発表した4月の市況概要によると、青果部門は取扱数量7050トン(前年同月比5・3%減)、金額17億7636万円(5・9%増)。新型コロナウイルスの影響で、外食需要の落ち込みと“巣ごもり需要”の増加が複雑に絡んだ相.....
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 八戸市中央卸売市場が20日に発表した4月の市況概要によると、青果部門は取扱数量7050トン(前年同月比5・3%減)、金額17億7636万円(5・9%増)。新型コロナウイルスの影響で、外食需要の落ち込みと“巣ごもり需要”の増加が複雑に絡んだ相場となった。[br] 野菜は6051トン(5・3%減)、14億1425万円(4・5%増)。天候不順で出荷が不安定になった品目が多く、白菜やピーマン、キュウリなどで単価高となった。安値続きだった青森県産ゴボウは在庫減少で前年並みまで単価が回復。県産ニンニクは加工用の入荷が多く、引き合いが強い。[br] 果実は963トン(4・5%減)、3億5057万円(13・7%増)。県産リンゴは中、小玉が中心で単価は昨年の7割高となった。イチゴは前半、荷動きが悪かったが、後半回復し、活発に取引された。[br] 花卉(かき)部門は86万本・鉢・個(22・0%減)、6069万円(36・7%減)。イベントの中止や延期で動きが止まり、多くの品目で大幅に下落した。