【新型コロナ】青森県「経済対策会議」来月設置/独自の健在対策を検討

青森県は15日、新型コロナウイルス感染拡大で苦しむ中小企業の支援策を検討するため、県内の有識者で構成する経済対策会議を6月上旬に設置する方針を明らかにした。委員については大学や産業界、金融機関など各分野から10人程度を想定し、現在人選を進め.....
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 青森県は15日、新型コロナウイルス感染拡大で苦しむ中小企業の支援策を検討するため、県内の有識者で構成する経済対策会議を6月上旬に設置する方針を明らかにした。委員については大学や産業界、金融機関など各分野から10人程度を想定し、現在人選を進めている。[br] 県議会臨時会の質疑で山谷清文議員(自民)の質問に柏木司副知事が答えた。[br] 県地域産業課によると、年内に2回程度会合を開く方向で調整中。設置期限は未定。会議で提示された政策案や助言を基に、県は独自の具体的な経済対策を決める。[br] 同課の上沢謙一課長は取材に「新型コロナ終息の見通しが立たない間、県内の中小企業の経営維持を図るための助言を受けられるようにしていく」と話した。[br] 関連経費は、9月開会予定の県議会定例会に提案する補正予算案に盛り込む。[br] 質疑では、中小事業者を支援する県特別保証融資制度「経営安定サポート資金」の「災害枠」について、国と県が信用保証料と利子を3年間全額負担する新制度で実施した今月1日から11日までの平日4日間で保証承諾件数が37件、金額は5億9720万円に上ったことも報告された。