【新型コロナ】20年3月期決算、3期ぶり減収減益/岩手銀行

岩手銀行(田口幸雄頭取)は14日、2020年3月期(19年4月~20年3月)決算を発表した。経常収益は銀行単体で402億6600万円(前期比7・8%減)、純利益は38億1千万円(14・7%減)で3期ぶりの減収減益。新型コロナウイルス感染拡大.....
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 岩手銀行(田口幸雄頭取)は14日、2020年3月期(19年4月~20年3月)決算を発表した。経常収益は銀行単体で402億6600万円(前期比7・8%減)、純利益は38億1千万円(14・7%減)で3期ぶりの減収減益。新型コロナウイルス感染拡大のあおりを受け、期末の株価が下落したことなども影響した。[br] 銀行本来の業務による収益を示すコア業務純益は74億8100万円。経常利益は、株式等関係損益の減少などにより52億5千万円(18・2%減)となった。自己資本比率は11・75%。[br] 連結ベースの経常利益は53億2千万円(15・9%減)。親会社株主に帰属する純利益は37億8400万円(9・6%減)。[br] 年間配当は1株当たり70円を予定。21年3月期(20年4月~21年3月)は単体で経常利益45億円、純利益30億円を予想している。[br] 同日の取締役会では、佐藤求常務取締役を専務取締役に昇任させ、新里真士執行役員リテール戦略部長を常務取締役に、宮野谷篤NTTデータ経営研究所取締役会長を取締役にそれぞれ新任する役員人事を内定した。6月23日の定時株主総会で正式決定する。