青森県高総文祭開催は来月協議/事務局「全てネットは厳しい」との認識

青森県高文連事務局は12日、八戸市などで10月下旬に予定している県高校総合文化祭について、6月9日に理事会を開き、今後の対応を協議することを明らかにした。また、インターネットを使った発表や展示、対戦については、「環境が整っていないため、全て.....
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 青森県高文連事務局は12日、八戸市などで10月下旬に予定している県高校総合文化祭について、6月9日に理事会を開き、今後の対応を協議することを明らかにした。また、インターネットを使った発表や展示、対戦については、「環境が整っていないため、全ての分野で実施するのは厳しいのではないか」との認識を示した。[br] 事務局の担当者は、現時点で、県高総文祭をネットを使って実施する考えはない―とした上で、「新型ウイルスの感染が収束に向かえば、観客を制限するなどして行うことも可能ではないか」と話した。[br] ただ、将棋や囲碁など対面式の部門や、吹奏楽など人が密集する部門に関しては、直前まで状況を見ながら判断する考えを示した。[br] 今夏に高知県で予定されている全国高校総合文化祭がインターネットを活用して開催されることについては「具体的な方法がまだ分からない。小倉百人一首かるたなどをネットで開催するのは難しいのではないか」と指摘した。[br] 県高文連は、将棋とかるたの県代表を決める大会を5月中に行う予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止した。これまでの成績で出場選手を決めるという。