イタチカ八戸、施設の子どもに手作りマスク寄贈/フットサル通じて交流、日頃の応援に感謝込めて

イタチカ八戸の選手たちが作ったマスクを手に、喜ぶ子どもたち
イタチカ八戸の選手たちが作ったマスクを手に、喜ぶ子どもたち
日頃の応援に感謝を込めて―。東北フットサルリーグ1部に所属するイタチカ八戸が8日、障害のある子どもたちの療育活動を手掛ける八戸市のデイサービス施設「Harmony」の子どもたちに、手作りの布製マスク70枚をプレゼントした。チームのロゴがプリ.....
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 日頃の応援に感謝を込めて―。東北フットサルリーグ1部に所属するイタチカ八戸が8日、障害のある子どもたちの療育活動を手掛ける八戸市のデイサービス施設「Harmony」の子どもたちに、手作りの布製マスク70枚をプレゼントした。チームのロゴがプリントされたマスクを選手から受け取った子どもたちは、「かっこいい」「ありがとう」と大喜びだった。[br] イタチカ八戸は、新型コロナウイルス感染症の影響で所属リーグの開幕が延期となり、練習も自粛。「この機会に何かできることはないか」とスポンサーら関係者と話し合った結果、放課後活動で交流し、ホーム戦を見に来てくれる子どもたちにマスクを作り恩返ししようと、今回のプレゼントを決めた。[br] 製作したのは5月の連休中で、所属する選手18人が手分けして作った。ガーゼ3枚を縫い合わせ、チームカラーである青色のひもを通し、チームのロゴを左下にあしらったオリジナル仕様にした。[br] 慣れない作業に選手たちは苦労したといい、チームの清水浩介代表は「大きさがばらばらで、20~30枚は作り直した」と苦笑しながら、「練習ができない厳しい状況下でも、楽しんで作業することができた」と充実感をにじませた。[br] イタチカの清水代表と嶋本敦選手は8日、同市青葉3丁目の同施設を訪問。清水代表が「(新型コロナが)落ち着いたら、また試合を見に来てください」と話し、子どもたちに手渡した。[br] マスクを手に取った柳谷光輝さん(15)は、「とてもすてきなマスク。イタチカの文字が入っていて素晴らしい」と感激した様子。「またフットサルを教わるのが楽しみだし、試合も見に行きたい」と声を弾ませた。[br] 嶋本選手は「喜んでもらえてうれしい。応援してくれる人たちのために、今後もできることを考えたい」と話していた。イタチカ八戸の選手たちが作ったマスクを手に、喜ぶ子どもたち