来年7月に業務開始、旧千葉室内(青森)のビルに事務所新設/NTTデータスマートソーシング(東京)

NTTデータスマートソーシングが入居することに決まった旧千葉室内のビル=8日、青森市
NTTデータスマートソーシングが入居することに決まった旧千葉室内のビル=8日、青森市
コンタクトセンターや事務処理などを請け負うNTTデータの子会社「NTTデータスマートソーシング」(東京都、和田泰之社長)が、2015年に経営破綻した青森市中心部の老舗家具店「千葉室内」のビルに事務所を新設する。8日から工事を開始し、来年7月.....
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 コンタクトセンターや事務処理などを請け負うNTTデータの子会社「NTTデータスマートソーシング」(東京都、和田泰之社長)が、2015年に経営破綻した青森市中心部の老舗家具店「千葉室内」のビルに事務所を新設する。8日から工事を開始し、来年7月に業務を開始する予定。23年までに500人を新規雇用し、既存の県内事業所と合わせて千人の雇用を目指す。[br] 同社は青森県の誘致企業で、09年に同市で業務をスタート。現在は同市と五所川原市の計5事業所でサービスを提供する。働き方改革などで、事務処理の外部委託が進む中、さらなる需要拡大を見込み、同ビルへの入居を決めた。[br] 新設する事業所では、企業から委託された経費処理などを行う。6階建てのビルのうち、イベントが行えるスペースを1階に設置し、その他のフロアを事業所として使用。当初は200人が働く予定で、最終的に700人へ拡大する。来春からは、高卒者の採用を新たに始める予定だ。[br] 8日、三村申吾知事とテレビ電話で会談した和田社長は「近くにクルーズ船が寄港するなど青森の顔ともいえる場所。さらなる事業拡大も視野に、地域経済の活性化に貢献していきたい」と述べた。NTTデータスマートソーシングが入居することに決まった旧千葉室内のビル=8日、青森市