【新型コロナ】久慈工高「コロナニマケルナ」 校庭に応援メッセージ/野田

久慈工業高生が校庭に描いた巨大な応援メッセージ(同校提供)
久慈工業高生が校庭に描いた巨大な応援メッセージ(同校提供)
「コロナニマケルナニッポン」―。野田村の岩手県立久慈工業高(日當仁己校長)の校庭に、新型コロナウイルス克服に向けた巨大な応援メッセージが出現した。生徒が授業で学んだ測量技術を生かして制作。インターハイ中止で落胆する高校生や、外出自粛が続く住.....
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 「コロナニマケルナニッポン」―。野田村の岩手県立久慈工業高(日當仁己校長)の校庭に、新型コロナウイルス克服に向けた巨大な応援メッセージが出現した。生徒が授業で学んだ測量技術を生かして制作。インターハイ中止で落胆する高校生や、外出自粛が続く住民にエールを送っている。[br] 制作したのは、建設環境科・環境土木コース3年の9人。運動部で活躍する生徒もおり、大会の中止でやり切れない気持ちを抱える中、学んだ技術で何かできないかと考えた。[br] 大きさは横46メートル、縦34メートル。一文字10メートル四方の枠をつくり、2メートル幅の線で文字ができるようにくいを打ってテープを張った。長さや角度を測量し、文字間も等間隔にそろえた。メッセージは、水をまいて浮かび上がらせたという。[br] 水のため文字は消えるが、今後は「ニッポン」の部分を各都道府県名に変えたバージョンも制作し、撮影した写真は学校のホームページで公開する予定だ。[br] 担当の外舘弘喜教諭は「生徒たちが積極的に動いてくれた。東日本大震災で多くの支援を受けた野田村から、勇気や元気を発信できたら」と話していた。久慈工業高生が校庭に描いた巨大な応援メッセージ(同校提供)