【新型コロナ】10万円給付金詐欺に注意 むつ市とむつ署が協力

特別定額給付金に便乗した詐欺被害に注意を呼び掛ける(右から)宮下宗一郎市長、石田利也署長、伊藤哲也生活安全課長
特別定額給付金に便乗した詐欺被害に注意を呼び掛ける(右から)宮下宗一郎市長、石田利也署長、伊藤哲也生活安全課長
政府が新型コロナウイルス感染症の経済対策で実施する一律10万円の特別定額給付金に関連し、むつ市とむつ警察署は4月28日、給付に便乗した市民の詐欺被害防止へ協力を確認した。石田利也署長は「定額給付金で市町村や総務省の職員が個人情報を聞いたり、.....
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 政府が新型コロナウイルス感染症の経済対策で実施する一律10万円の特別定額給付金に関連し、むつ市とむつ警察署は4月28日、給付に便乗した市民の詐欺被害防止へ協力を確認した。石田利也署長は「定額給付金で市町村や総務省の職員が個人情報を聞いたり、給付金でATM(現金自動預払機)を操作させたりすることはない」と述べ、不審な電話があった場合は、警察や市役所などの関係機関に相談するよう呼び掛けた。[br] 市が市役所に石田署長らを招き、新型コロナウイルス感染症対策本部の職員が防犯対策について説明を受けた。[br] 石田署長は、給付金の代行業者を名乗る人から電話があり、手続きを代行する手数料として数万円を要求された―などという他県で発生した事例3件を紹介。「電話やメールで定額給付金の話が出た場合は詐欺」と訴えた。[br] むつ署では金融機関やコンビニへの立ち寄り、ATMへの署員駐留など「見せる活動」を強化して被害防止に努める方針で、市にも職員の金融機関立ち寄りや広報・啓発で協力を求めた。[br] 市は給付金について、単身受給世帯向けに5月7日の振り込み開始を予定している。宮下宗一郎市長は「給付金振込日の情報を共有するなどし、被害防止へ連携していく」と語った。特別定額給付金に便乗した詐欺被害に注意を呼び掛ける(右から)宮下宗一郎市長、石田利也署長、伊藤哲也生活安全課長