【新型コロナ】飲食店に一律20万円、ひとり親家庭に米30キロ現物支給/三沢市

三沢市独自の緊急対策支援事業を説明する小桧山吉紀市長=1日、同市役所
三沢市独自の緊急対策支援事業を説明する小桧山吉紀市長=1日、同市役所
三沢市は1日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、市独自の緊急対策支援事業を発表した。市内飲食店に一律20万円を助成するほか、子育て中のひとり親世帯の生活支援として、実施中の「地産地消でわんぱく家族米支給事業」とは別に1世帯に米30キロを現物.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 三沢市は1日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、市独自の緊急対策支援事業を発表した。市内飲食店に一律20万円を助成するほか、子育て中のひとり親世帯の生活支援として、実施中の「地産地消でわんぱく家族米支給事業」とは別に1世帯に米30キロを現物支給。小中学校に通う児童・生徒の4、5月分の給食費を無償化する。新型ウイルス感染拡大に関する各種対策の総合相談窓口として、庁内に同日付で職員26人体制の感染症対策支援室を設置した。[br] 飲食店への助成は1店舗20万円、2店舗以上40万円。売り上げの減少など営業状況は問わない。対象は約560店舗で、11日以降書類を送付。郵送で申請を受け付けて審査を行う。受け付けから約10日後に支給できる見通し。[br] 米の支給対象は最大約700世帯。5月中旬以降、該当世帯に引換券を送付。引き換えはゆめグリーンAコープ三沢店で受け付ける。[br] 両事業の予算見込み額(事務費含む)は、飲食店助成が約1億2000万円、米支給は約850万円。財源は財政調整基金を取り崩して対応する。全国民に一律10万円を支給する特別定額給付金などと合わせた補正予算の総額は41億7000万円。市は7日付で補正予算を専決処分する。[br] 10万円給付の申請書は18日に各世帯へ発送する予定。感染症対策支援室の窓口は当面、産業観光課が担当する。[br] 小桧山吉紀市長は1日の記者会見で「スピード感を持って迅速に支援を実施し、地域経済を何とか守りたい」と強調。一方、「必要であれば第2次(の支援)も考えなければならない」と述べ、引き続き市内の状況を注視し、ニーズに合った支援を検討する意向を示した。三沢市独自の緊急対策支援事業を説明する小桧山吉紀市長=1日、同市役所