【新型コロナ】県内3月経済概況 新型コロナ影響で個人消費が不振/青い森信用金庫

青い森信用金庫は30日、青森県内の3月の経済概況をまとめた。八戸地区の個人消費を見ると、新型コロナウイルス感染症の影響で八戸市内の大型小売店5店舗の売り上げは振るわず、前年同月比19・0%減と落ち込んだ。3月下旬に市内で感染者が初めて確認さ.....
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 青い森信用金庫は30日、青森県内の3月の経済概況をまとめた。八戸地区の個人消費を見ると、新型コロナウイルス感染症の影響で八戸市内の大型小売店5店舗の売り上げは振るわず、前年同月比19・0%減と落ち込んだ。3月下旬に市内で感染者が初めて確認され、消費マインドが急速に減退した一方、食料品の販売は堅調だった。青森市内の大型小売店2店舗の売上高は12・0%減となった。[br] 【水産加工】新型コロナウイルスの影響で、個包装の真空パック商品の需要が高まっている。自宅での食事が増えたことにより、サバの缶詰は引き続き売れ行きが好調。イカやイワシの缶詰も売り上げが伸びた。[br] 【建設業】新規受注高を見ると、八戸建設業協会の官公庁工事は30億4300万円(前年同月比27・8%減)となり、八戸市発注の大型工事の受注があった前年実績を下回った。[br] 八戸地区6社の官公庁工事は14億円(14・0%増)に伸長したが、民間工事は500万円(99・6%減)と大幅に落ち込んだ。[br] 十和田地区5社は、官公庁工事が20億5300万円(20・4%増)、民間工事が26億1100万円(39・8%増)と共に増加した。[br] 青森地区5社は、官公庁工事が5億5200万円(68・7%増)、民間工事が10億8400万円(175・4%増)といずれも大きく伸びた。[br] 【鉄工業】八戸地区8社の新規受注高は鉄骨工事が3千万円、製缶工事が1億2100万円だった。