【新型コロナ】事業資金貸付、休業手当補塡など 佐井村が独自支援策

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済対策で、佐井村は27日、村内中小企業への資金貸し付けや休業手当ての補塡(ほてん)など、村独自の支援策を講じる考えを明らかにした。5月中の実施を目指す。 同日開かれた村議会連合審査会で説明した。事業資金貸.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済対策で、佐井村は27日、村内中小企業への資金貸し付けや休業手当ての補塡(ほてん)など、村独自の支援策を講じる考えを明らかにした。5月中の実施を目指す。[br] 同日開かれた村議会連合審査会で説明した。事業資金貸し付けは、国や青森県の融資が受けられない企業を対象に実施。200万円を限度に無利子で融資する。返済期間は7年で、最初の2年は返済を猶予する。[br] 休業手当ての補塡は国の雇用調整助成金を活用し、従業員を解雇せずに雇用している場合、企業の自己負担分を肩代わりする。[br] 村商工会とプレミアム商品券を5月に販売することでも合意。例年は7月から販売しているが、国が一律10万円を支給する特別定額給付金と開始時期を合わせることで、家計支援や消費喚起の効果向上を図る。村が補助するプレミアム率も10%から20%に引き上げる。[br] このほか、村は5月11日に特別定額給付金の申請書を発送する方針を示した。手続き後、早ければ14日にも振り込まれる。村民に1人5枚の不織布マスク配布も決定。村職員が今月28~31日に全戸訪問を行い、届ける。樋口秀視村長は「村民の不安を少しでも解消していきたい」と述べた。