【新型コロナ】短大生1人内定取り消し判明/青森県内

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、青森県内の小売業者が、今春採用予定だった県内の短大生1人の内定を取り消していたことが23日、青森労働局への取材で分かった。新型ウイルスを理由にした内定取り消しは県内で4人目。 同労働局によると、内定を取り.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、青森県内の小売業者が、今春採用予定だった県内の短大生1人の内定を取り消していたことが23日、青森労働局への取材で分かった。新型ウイルスを理由にした内定取り消しは県内で4人目。[br] 同労働局によると、内定を取り消したのは土産店。所在市町村は明らかにしていない。同社は3月下旬に新型ウイルスの国内外での感染拡大で大型連休中の観光客が見込めないことや、各種祭りが中止される恐れがあり、今後の売り上げが厳しいと説明し、本人に取り消しを伝えたという。[br] 同労働局は入社時期を遅らせることや、雇用調整助成金の活用による内定取り消しの回避を働き掛けたものの、経済状況などのさらなる悪化により、雇用が難しいと判断。現在は、再就職の支援を行っているという。[br] 県内ではこれまで、飲食業1社で高校生3人が内定を取り消された。同労働局の担当者は「内定取り消しはあってはならない。制度の周知などを図り雇用の維持に取り組んでいく」としている。