後継者人材バンクを設置 事業承継と創業をマッチング/21あおもり産業総合支援センター

21あおもり産業総合支援センター(今喜典理事長)は、創業を希望する人と後継者の不在に悩む中小企業の経営者を引き合わせ、事業の引き継ぎを支援する「青森県後継者人材バンク」を設置した。 後継者人材バンクは、国の委託事業で同センターが2015年度.....
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 21あおもり産業総合支援センター(今喜典理事長)は、創業を希望する人と後継者の不在に悩む中小企業の経営者を引き合わせ、事業の引き継ぎを支援する「青森県後継者人材バンク」を設置した。[br] 後継者人材バンクは、国の委託事業で同センターが2015年度から開設している、青森市の県事業引継ぎ支援センター内に設置し、機能強化を図る。[br] 人材バンク事業は、専門の相談員が面接を通じ、創業希望者と後継者不在の経営者双方のニーズを確認。マッチングが可能な場合は事業引き継ぎを提案したり、助言したりする。[br] 創業希望者にとっては既にある経営資源が活用でき、創業リスクを低く抑えることができる。また、経営者側には代々受け継いできた事業を、次の時代に引き継ぐことができるなどのメリットがあるという。[br] 同センターの担当者は「創業しようとする人にとっては、伝統ある企業の貴重な資産が使えるメリットがある。橋渡し役として全力で役割を果たしたい」としている。