【新型コロナ】5月青森発着便 全て運休/FDA

青森空港に到着するFDAの旅客機。4月末から5月末まで全便が運休する
フジドリームエアラインズ(FDA)は21日、新型コロナウイルス感染拡大による乗客の減少などを受け、青森空港を発着する県営名古屋線と神戸線の全便を4月29日から5月31日まで運休すると発表した。2011年7月の就航開始以来、全便運休は初めて。.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 フジドリームエアラインズ(FDA)は21日、新型コロナウイルス感染拡大による乗客の減少などを受け、青森空港を発着する県営名古屋線と神戸線の全便を4月29日から5月31日まで運休すると発表した。2011年7月の就航開始以来、全便運休は初めて。神戸線は今年3月末に就航したばかりだった。同社は「新型ウイルスが終息すれば運航を再開し、地方創生に貢献したい」としている。  運休するのは2路線計330便。乗客の減少に加え、政府による緊急事態宣言の対象が全国に拡大したのが影響した。  20年夏ダイヤ期間では県営名古屋線は、1日4往復を運航。新型ウイルスの影響を受ける前の搭乗率は平均60%程度で推移していたが、感染が広がった20年3月は34・3%に急落し、減便を行いながら需要減に対処していた。  神戸線は1日1往復で3月末に就航。利用者については、日本航空の青森―大阪(伊丹)便に振り分けて対応する。  県交通政策課の舩木久義課長は「利用者数が伸びて、これからという時だったのに残念。今後の推移を注意深く見守りたい」と述べた。  また、日航は21日、青森―東京(羽田)、青森―札幌(新千歳)、青森―大阪、三沢―東京、三沢―札幌(丘珠)の5路線について、減便の日程を追加すると発表した。対象は計122便で、期間は5月1~6日。