自宅消費増加、青果需要が回復傾向 八戸市中央卸売市場3月概況

八戸市中央卸売市場が18日までにまとめた3月の市況概要によると、青果部門の取扱数量は8184トン(前年同月比1・1%減)、取扱金額は17億2505万円(1・7%増)だった。新型コロナウイルスの影響で外食や給食向けが落ち込んだ一方、自宅消費の.....
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 八戸市中央卸売市場が18日までにまとめた3月の市況概要によると、青果部門の取扱数量は8184トン(前年同月比1・1%減)、取扱金額は17億2505万円(1・7%増)だった。新型コロナウイルスの影響で外食や給食向けが落ち込んだ一方、自宅消費の増加で小売量販店の動きが活発となり、全体的に需要が回復傾向となった。[br] 野菜は7132トン(0・8%増)、13億7129万円(2・8%増)。青森県産ゴボウは在庫が減少したため、やや強含み。県産ナガイモは掘り取り作業が順調に進み、テレビ番組効果もあって数量、金額共に6割前後増加した。[br] 果実は1007トン(13・2%減)、3億3165万円(2・0%減)。県産リンゴは普通冷蔵品から、より鮮度を保つCA貯蔵に替わり、相場は持ち上げ傾向。イチゴは生育不良で入荷が少なく、彼岸需要期まで高値で推移した。[br] 花卉かき部門は158万本・鉢・個(8・9%減)、1億2228万円(17・5%減)。各種行事の中止を受け、需要が少なく単価安が続いた。