工事現場の仮囲い壁、色鮮やかなアートで 障害ある作家の作品を展示/十和田

市屋内グラウンド建築現場の仮囲いに展示されているカラフルなアート作品
市屋内グラウンド建築現場の仮囲いに展示されているカラフルなアート作品
十和田市西二十二番町に建設中の市屋内グラウンド工事現場で、仮囲いの白い壁が色鮮やかなアート作品で彩られている。岩手県花巻市を拠点に創作活動する知的障害のあるアーティストの作品計8点をプリントして展示。建設会社の担当者は、「障害者の活動を支援.....
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 十和田市西二十二番町に建設中の市屋内グラウンド工事現場で、仮囲いの白い壁が色鮮やかなアート作品で彩られている。岩手県花巻市を拠点に創作活動する知的障害のあるアーティストの作品計8点をプリントして展示。建設会社の担当者は、「障害者の活動を支援するとともに、アートを推進する十和田市の活性化につながってほしい」と話している。[br] この企画は、福祉を軸としたイベントなどを手掛ける企画制作会社「ヘラルボニー」(岩手県花巻市、松田崇弥社長)の「全日本仮囲いアートミュージアム」の一環。都内や宮城県など全国で実施され、現在7カ所で展開している。[br] 展示物は、るんびにい美術館(岩手県花巻市)にあるアトリエで創作した3人の作品。ボールペンや色鉛筆などで描き、文字や図形をカラフルに表現した。[br] 十和田市では、屋内グラウンドの工事を請け負う同市の田中建設、紺野建設、竹達建設の共同企業体が、活動の趣旨に賛同して初めて実施した。工事が終わる7月末まで設置される予定だ。[br] ヘラルボニーの松田文登副社長は、「アーティストと作品に関心を持ってもらい、新しい出会いのきっかけになってくれれば」と話した。市屋内グラウンド建築現場の仮囲いに展示されているカラフルなアート作品