「郷土史三沢」第16号発行 「馬にまつわる話」を特集/三沢郷土史研究会

小桧山吉紀市長(前列右)に「郷土史三沢」第16号を贈った小比類巻滿会長(後列中央)ら
小桧山吉紀市長(前列右)に「郷土史三沢」第16号を贈った小比類巻滿会長(後列中央)ら
三沢郷土史研究会(小比類巻滿会長)は、地域の歴史を後世に伝える研究誌「郷土史三沢」第16号を発行した。特集は「馬にまつわる話」がテーマ。馬と人が共に生活していた時代の様子について、会員が体験したり、聞いたりしたエピソードなどを通して、郷土の.....
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 三沢郷土史研究会(小比類巻滿会長)は、地域の歴史を後世に伝える研究誌「郷土史三沢」第16号を発行した。特集は「馬にまつわる話」がテーマ。馬と人が共に生活していた時代の様子について、会員が体験したり、聞いたりしたエピソードなどを通して、郷土の歴史をまとめている。[br] 特集では、農作業の重要な担い手だった馬を世話する様子や、所有者が農家に馬を貸して飼育させる「馬小作」制度、幼少の頃に裸馬に乗った経験談など、会員の文章から多様な話題を紹介している。[br] このほか、特別寄稿「三沢村ものがたり〔2〕」や、藩政時代の浜の仕事を探る「三沢漁業略史」など会員寄稿を収録している。[br] 小比類巻会長ら3人は13日、三沢市役所に小桧山吉紀市長を訪ね、第16号を贈呈。小比類巻会長は「めでたく完成した。やっと16号か、まだ16号かは見解が分かれるが、発行をもう少し続けられると思っている」と意欲を語った。[br] 小桧山市長は「このような郷土誌を読み、『わが街には素晴らしい文化や伝統がある』と感じることで、街をもっと良くしようという気持ちが起こる」と同会の活動をたたえ、さらなる発行継続を期待して激励した。 310部を発行。頒価は千円。購入希望や問い合わせは、三沢郷土史研究会事務局=電話0176(54)2583=へ。小桧山吉紀市長(前列右)に「郷土史三沢」第16号を贈った小比類巻滿会長(後列中央)ら