【新型コロナ】5月まで小中学校の給食費無償化/十和田市

会議後に会見する小山田久市長=15日、十和田市
会議後に会見する小山田久市長=15日、十和田市
十和田市は15日、市役所で新型コロナウイルス感染症対策本部会議(本部長・小山田久市長)を開き、クラスター(感染者集団)が発生した、市内の認知症グループホームへの支援として、弁当の提供を始めたことを明らかにした。また、市内の小中学生らにマスク.....
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 十和田市は15日、市役所で新型コロナウイルス感染症対策本部会議(本部長・小山田久市長)を開き、クラスター(感染者集団)が発生した、市内の認知症グループホームへの支援として、弁当の提供を始めたことを明らかにした。また、市内の小中学生らにマスクを配布するほか、4、5月の給食費を無償化する方針を示した。[br] 弁当提供は、同グループホーム内で自炊が困難になっているためで、14日の昼食から開始した。入居者や職員約20人に対し、1日3食を2週間程度届ける。[br] マスク配布は児童生徒や教職員ら約4900人が対象。市の備蓄分2万枚を活用し、27日の学校再開以降に配る。介護施設などについても、マスクや消毒用アルコールの確保が困難になった場合、緊急的に供給する考え。[br] 給食費の無償化は、臨時休校に伴う保護者の負担軽減が目的。発注済みの給食用食材については、子ども食堂や保育施設、福祉施設に無償で譲るという。[br] このほか、青森県の要請で、感染症対策の専門グループが、14~15日に同グループホームで現地調査や指導を行ったことや、感染症対策に関する、臨時の市広報の全戸配布を始めたことも報告した。[br] 会議後の会見で、小山田久市長は「まだ予断を許さない状況。市民に感染防御に関する情報を提供し、これ以上、感染者を発生させないよう、一丸となって取り組む」と述べた。会議後に会見する小山田久市長=15日、十和田市