3月の平均販売価格352円 過去5年で最高値/19年県産リンゴ

青森県は13日、2019年県産リンゴの3月の販売価格を発表した。首都圏など主要5消費地市場での1キロ当たり平均価格は平年同月比19%増の352円と、前月に続き過去5年で最高値を記録した。19年産は食味が良く、新型コロナウイルスの感染防止によ.....
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 青森県は13日、2019年県産リンゴの3月の販売価格を発表した。首都圏など主要5消費地市場での1キロ当たり平均価格は平年同月比19%増の352円と、前月に続き過去5年で最高値を記録した。19年産は食味が良く、新型コロナウイルスの感染防止による外出自粛の影響で家庭用の需要が伸びていることなどから高値基調が続く見通し。[br] 品種別に見ると、ふじ352円(平年同月比20%増)、王林327円(10%増)、ジョナゴールド380円(14%増)など。[br] 県りんご果樹課によると19年産の入荷量は1万1918トン(13%減)で、平年より少ないことも値上げの一因になっているという。[br] 昨年から気候が比較的暖かく、生産ペースが早まっており、同課の三上道彦課長は「病害虫の防除徹底をして、良果の選別に努めてほしい」と生産者へ呼び掛けた。