同乗中に死傷8割、未就学児の交通事故死傷者・過去10年間/青森県警まとめ

青森県内で2010~19年の10年間に発生した未就学児の交通事故死傷者数を調べた結果、自動車同乗中に死傷した割合が8割を占めていたことが10日、県警のまとめで分かった。チャイルドシートの使用率が依然として十分とは言えない状況にあり、県警交通.....
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 青森県内で2010~19年の10年間に発生した未就学児の交通事故死傷者数を調べた結果、自動車同乗中に死傷した割合が8割を占めていたことが10日、県警のまとめで分かった。チャイルドシートの使用率が依然として十分とは言えない状況にあり、県警交通企画課は「着用は運転手の務め。万が一に備えて正しく着用してほしい」と呼び掛けている。[br] 同課によると、状態別の死傷者数は自動車同乗中が514人、歩行中が122人、自転車同乗中が16人。自動車同乗中の死傷者は、未就学児の年齢が上がるほどチャイルドシートの使用率が低下傾向にあった。[br] また、小学生の歩行中の交通事故による死傷者数は1年生が159人と最多で、6年生の4・5倍に上った。この結果について、同課の高橋肇次長は「初めての通学になるので交通ルールが身に付いていない子どもが多い。親には正しい教育を、ドライバーには速度を落とした運転をしてほしい」と話している。