高校野球春季東北大会が中止 青森県大会は規模縮小して開催検討

東北地区高野連は11日、仙台市内で東北6県の代表者による臨時理事長会議を開き、6月2日から6日まで秋田市で開催予定だった第67回春季東北地区高校野球大会を中止すると発表した。新型コロナウイルス感染の終息が見通せず、選手や関係者の防止対策を徹.....
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 東北地区高野連は11日、仙台市内で東北6県の代表者による臨時理事長会議を開き、6月2日から6日まで秋田市で開催予定だった第67回春季東北地区高校野球大会を中止すると発表した。新型コロナウイルス感染の終息が見通せず、選手や関係者の防止対策を徹底できないと判断した。[br] 同大会は例年、東北6県の春季県大会の上位3校が出場。甲子園出場が懸かる夏の選手権予選を前に、選手たちが力試しをする最後の公式戦だった。[br] 青森県内では、春季地区予選(5月4~11日・6地区)と県大会(同16~24日・八戸市ほか)を実施予定。県高野連は、東北大会の予選を兼ねていた県大会について、出場校数を減らし、開催時期を変更するなど、大会規模の縮小を検討するという。4月23日の定例理事会で、開催の可否を最終判断する方針。[br] 県高野連の赤井茂樹会長は、「高校球児にとっては夏の大会の前哨戦となるため、戦いたかったと思う。現在の情勢では、やむを得ない決断だが、夏の選手権開催に向け、準備を進めたい」とコメントした。[br] また、東北地区高野連は11日、第14回春季東北地区高校軟式野球大会(6月13~15日・山形県)の中止も合わせて発表した。