【新型コロナ】新型コロナ対策の補正予算編成 中小企業の資金繰り追加支援/青森県

各部局に補正予算の編成を指示する三村申吾知事=2日、青森県庁
各部局に補正予算の編成を指示する三村申吾知事=2日、青森県庁
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、青森県の三村申吾知事は2日、中小企業への追加の資金繰り支援などを盛った、2020年度補正予算を新たに編成するよう各部局に指示した。新型ウイルス対策の補正は、今回で2度目。県財政課によると、年度の早い時期に.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、青森県の三村申吾知事は2日、中小企業への追加の資金繰り支援などを盛った、2020年度補正予算を新たに編成するよう各部局に指示した。新型ウイルス対策の補正は、今回で2度目。県財政課によると、年度の早い時期に再び補正を組むのは東日本大震災が発生していた11年度以来。[br] 同日、県庁で開かれた危機対策本部会議で明らかにした。[br] 新型ウイルス対策で県は、3月の県議会定例会で20年度補正として87億8900万円を編成している。予算規模は国の補正内容を踏まえ検討。県議会臨時会の招集は遅くとも大型連休明けになるとみられる。[br] 席上、三村知事は「国の経済対策と相乗効果が期待される県費単独事業を積極的に構築してほしい」と強調。中小企業などから要望が多かった資金繰り支援に関し、経営安定化サポート資金の信用保証料のさらなる軽減措置に加え、利子の軽減も検討するよう関係部署に促した。[br] この日の会議で県は感染症対策として、20年度の予備費から7400万円を拠出することも明らかにした。感染症アドバイザーの派遣や、県産品の消費拡大キャンペーンの実施、感染症関連情報を発信するホームページの新設に取り組む。各部局に補正予算の編成を指示する三村申吾知事=2日、青森県庁