三戸郡福祉事務組合が50年の歴史に幕、4月1日から民営化

三戸郡6町村と八戸市で構成する郡福祉事務組合(管理者・若宮佳一五戸町長)が3月31日、解散した。4月1日からは「サポートセンター虹」(八戸市)に所有施設と運営を移譲。利用者には、これまでと同様のサービスを提供する。 同組合は1970年設立。.....
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 三戸郡6町村と八戸市で構成する郡福祉事務組合(管理者・若宮佳一五戸町長)が3月31日、解散した。4月1日からは「サポートセンター虹」(八戸市)に所有施設と運営を移譲。利用者には、これまでと同様のサービスを提供する。[br] 同組合は1970年設立。福祉事務組合の運営施設の民営化が近年の全国的な流れであることに加え、さらなるサービス内容の充実を図るため、2015年から民間への移譲を検討してきた。[br] 組合によると、以前運営していた、いずれも五戸町の「明幸園」と「郡地域生活支援センター」は17年に移管が完了。現在運営中の障害者支援施設「やまばと寮」(利用者42人)は1日から移譲する。3施設の運営はいずれもサポートセンター虹が担う。[br] 31日にはやまばと寮で解散式が開かれ、若宮町長が「地域で必要なサービスが提供されるよう民営化の検討を進めてきた。50年の間、共に歩んだことに感謝の意を表したい」と述べた。