【新型コロナ】「感染者誰?」趣旨違う質問6割/八戸市保健所帰国者センター

八戸市保健所は30日、新型コロナウイルスへの感染が疑われる人の相談窓口となる「帰国者・接触者センター」に、市内の感染者に関する質問など本来の趣旨とは異なる問い合わせが相次ぎ、業務に支障が出ているとして、市民に冷静な対応を呼び掛けた。 市保健.....
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 八戸市保健所は30日、新型コロナウイルスへの感染が疑われる人の相談窓口となる「帰国者・接触者センター」に、市内の感染者に関する質問など本来の趣旨とは異なる問い合わせが相次ぎ、業務に支障が出ているとして、市民に冷静な対応を呼び掛けた。[br] 市保健所によると、市内で初めて新型コロナウイルスの感染者が確認された23日から29日までに、同センターに寄せられた相談や問い合わせは計353件。[br] 一方、このうち約6割に当たる212件は本来受け付ける受診などの相談とは異なる内容で、「感染者はどこの誰か」などの質問も多かった。[br] このため、2人が専任で対応している同センターでは本来の業務に支障が出る状況となっているという。[br] 一般的な健康相談を受け付ける電話にも、感染者に関する質問などが寄せられており、同保健所は「センターは受診の相談をする場。それ以外の問い合わせは控えてほしい」と訴えている。