被告側、請求棄却求める 八高専自殺未遂・損賠訴訟

2017年6月、八戸高専の男子学生=当時(17)=が自殺を図り、下半身不随となり自主退学を余儀なくされたとして、元学生と両親が国立高専機構と元学生を脅迫した男性を相手取り、約1億4500万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が27日、青.....
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 2017年6月、八戸高専の男子学生=当時(17)=が自殺を図り、下半身不随となり自主退学を余儀なくされたとして、元学生と両親が国立高専機構と元学生を脅迫した男性を相手取り、約1億4500万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が27日、青森地裁(飯畑勝之裁判長)で開かれた。被告側はいずれも請求棄却を求め、争う姿勢を示した。[br] 訴状などによると、男性は自分の息子が交際していた女性が、元学生から性犯罪を受けたと思い込み、17年5月から6月にかけて「告発する」とメールなどで脅迫した。女性は元学生と過去に交際していた。[br] 元学生は学校側に相談していたが、当時の教員の対応について不満をつづった遺書を書いていた。元学生は18年9月に自主退学。男性は脅迫の罪に問われ、有罪判決が確定している。[br] 次回口頭弁論は6月12日。