【新型コロナ】旅行同行8人検査 八戸市内の自宅待機、きょう結果

八戸市で新型コロナウイルスの感染者2人が確認された問題で、小林眞市長は24日、感染した市内在住の70代の会社経営の男性と同じスペインツアーに参加した市内の男女8人に同日中にPCR検査を実施することを明らかにした。市の聞き取りでは現時点で体調.....
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 八戸市で新型コロナウイルスの感染者2人が確認された問題で、小林眞市長は24日、感染した市内在住の70代の会社経営の男性と同じスペインツアーに参加した市内の男女8人に同日中にPCR検査を実施することを明らかにした。市の聞き取りでは現時点で体調を崩している同行者は、家族も含めていないという。検査結果は25日に判明する見通し。[br] 市民の感染確認を受け、市は24日、ツアー参加者の追跡調査などを実施。その結果、旅行参加者の居住地は、青森県内が検査で陽性反応が確認された男性を含む9人が八戸市、1人が階上町の計10人で、県外は千葉県3人、神奈川県1人と判明。添乗員は東京都在住だったという。ツアーを企画した旅行会社は県外企業だった。[br] このうち、八戸市からのツアー参加者は男性4人、女性5人。年齢は、男性が50代と70代が各1人、60代が2人。女性は60代が3人で、70代が2人だったという。階上町からの参加者に関して、県は年齢や性別を明らかにしていない。[br] 市は同日、入院中の会社経営男性を除くツアー参加者に対し、自宅待機を要請。その上でPCR検査を実施した。午後から市庁で、市幹部による対策本部を開いて情報共有し、検査で感染が拡大した場合の部署ごとの対応の再確認した。[br] 市によると、感染が確認された市内の夫婦2人が受診した3医療機関は消毒体制が整っているほか、スーパーなどに立ち寄った時間は短時間だったため、他の受診者らへの感染リスクは低いとみられるという。2人の病状にも変化はないとしている。[br] 一方、県は同日の県議会本会議で、新型コロナウイルス感染発生について報告。三村申吾知事は海外の流行地からの帰国者に対し、不要不急の外出の自粛や日々の健康観察を行うよう求めた。