【新型コロナ】八戸商議所、市に地元中小企業への支援要請

小林眞市長(右)に中小企業の支援を要望する河村忠夫会頭(左)=24日、八戸市庁
小林眞市長(右)に中小企業の支援を要望する河村忠夫会頭(左)=24日、八戸市庁
新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受け、八戸商工会議所は24日、市に対し、資金繰り支援制度の拡充や新たな補助制度の創設など地元中小企業への支援を要請した。 市への要望内容はこのほか、▽市民の不安が払拭(ふっしょく)されるよう、分かりやす.....
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 新型コロナウイルスの全国的な感染拡大を受け、八戸商工会議所は24日、市に対し、資金繰り支援制度の拡充や新たな補助制度の創設など地元中小企業への支援を要請した。[br] 市への要望内容はこのほか、▽市民の不安が払拭(ふっしょく)されるよう、分かりやすい情報の発信・提供▽観光客の激減や売上減少などによる経営悪化、イベントの中止・延期による減収などへの補填について国に要望実施―など計4項目。[br] 同日は、河村忠夫会頭や4人の副会頭らが八戸市庁に小林眞市長を訪ね、要望書を手渡した。[br] 河村会頭は「観光関連産業を中心に直接的な打撃を受けていることに加え、サプライチェーンの停滞による製造業、建設業への影響も出ている」と指摘。小林眞市長は「地域経済を維持し、市民生活を継続するため、みなさんとともに戦う。しっかりと(経済団体などと)連携を取りながら対応していきたい」との考えを示した。[br] 河村会頭は要望後の取材に対し、青森県内で初感染が確認されたことも踏まえ、「東日本大震災の時よりも影響が大きい部分があり、先が読めない。市や国などと協力して(会員事業所のサポートなどを)進めていく」と強調した。小林眞市長(右)に中小企業の支援を要望する河村忠夫会頭(左)=24日、八戸市庁