詐欺の罪 中国国籍の男女に有罪判決/地裁八戸

八戸市などで高齢者からキャッシュカードをだまし取ったとして、詐欺や窃盗などの罪に問われた中国国籍の愛知県岡崎市、無職の女(30)と住所不定、無職の男(31)の判決公判が23日、青森地裁八戸支部であり、天野研司裁判官は両被告に懲役3年、執行猶.....
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 八戸市などで高齢者からキャッシュカードをだまし取ったとして、詐欺や窃盗などの罪に問われた中国国籍の愛知県岡崎市、無職の女(30)と住所不定、無職の男(31)の判決公判が23日、青森地裁八戸支部であり、天野研司裁判官は両被告に懲役3年、執行猶予5年(女は求刑懲役3年6月、男は同4年)の有罪判決を言い渡した。[br] 判決で天野裁判官は、「言葉巧みに不安をあおり、高齢者6人から現金を繰り返しだまし取った犯行は悪質極まりない」と指摘。ただ、国内で前科がなく、被害者に500万円余りの被害弁償を行ったことを加味し、執行猶予とした。[br] 判決によると、両被告は昨年7月、特殊詐欺組織の一員として、預金保険機構の職員などになりすまし、八戸市などの高齢者6人からキャッシュカードをだまし取り、合計506万円を引き出した。