災害時土地利用で協定締結 六ケ所村と新むつ小川原

災害時の土地利用に関する協定を結んだ戸田衛村長(左)と薄井充裕社長=23日、六ケ所村役場
災害時の土地利用に関する協定を結んだ戸田衛村長(左)と薄井充裕社長=23日、六ケ所村役場
六ケ所村は23日、むつ小川原開発地区の分譲などを担う第三セクターの新むつ小川原(東京、薄井充裕社長)と「災害時応急支援対策に関する協定」を締結した。災害発生時に村の求めに応じて、同社の所有地を資材置き場や仮設住居の設置場所などとして利用する.....
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 六ケ所村は23日、むつ小川原開発地区の分譲などを担う第三セクターの新むつ小川原(東京、薄井充裕社長)と「災害時応急支援対策に関する協定」を締結した。災害発生時に村の求めに応じて、同社の所有地を資材置き場や仮設住居の設置場所などとして利用することが可能となる。[br] 同社は、同村を中心とする同開発地区5180ヘクタールの土地を保有し、造成や分譲を行っている。[br] 協定は災害対応や復旧支援を円滑に進めるのが目的。拠点や駐車場、資材置き場などを設置する必要がある際、同社の土地を村に無償貸与することを定めている。協定で利用可能な土地は約1700ヘクタールになるという。村の防災や災害に関する協定は21件目。[br] 村役場で行われた締結式では、戸田衛村長と薄井社長が協定書にそれぞれ署名した。締結後、戸田村長は「この協定で迅速な災害対応につながり、村民が安心感を得られる。感謝したい」とあいさつ。薄井社長は「村民の安全安心の確保、復旧復興に協力することが社会的使命と考えている。今後も協力していきたい」と話した。災害時の土地利用に関する協定を結んだ戸田衛村長(左)と薄井充裕社長=23日、六ケ所村役場