定数削減案提出見送り 八戸市議会第1、第2会派 議論継続 

八戸市議会の議員定数を巡り、第1会派で自民党系の「自民・市民クラブ」と、第2会派で国民民主党系の「きずなクラブ」は19日、それぞれ今定例会中に予定していた定数削減案の提出を見送り、両会派合同で削減幅について議論を続けることを申し合わせた。6.....
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 八戸市議会の議員定数を巡り、第1会派で自民党系の「自民・市民クラブ」と、第2会派で国民民主党系の「きずなクラブ」は19日、それぞれ今定例会中に予定していた定数削減案の提出を見送り、両会派合同で削減幅について議論を続けることを申し合わせた。6月ごろに見込まれる次期定例会をめどに結論を出すことを目指す。[br] 現在32の議員定数を巡っては、これまで自民・市民クが4減の28、きずなクが2減の30とする案を議会改革推進委員会に提示したが、集約できなかったため、開会中の定例会に両会派がそれぞれ削減案を提案する方針を示していた。[br] 同日、自民・市民クの坂本美洋会長や、きずなクの五戸定博会長らが市議会で非公開で会談した。両会派とも削減方針に変わりがないことから、まずは自民・市民ク側が「28で検討してほしい」と打診。[br] これに対し、きずなク側は定数削減の必要性を認めた上で「持ち帰り改めて検討する」と回答。両会派とも削減案の提出を見送り、自民・市民クと同様の4減の28案を示している公明党会派も交えた3会派で定数の削減幅に関して議論をしていくことで一致した。[br] 3会派は次期定例会までに結論を出したい意向。今後の議論で意見が一致すれば、合同で削減案を提出し、一致しなければ、それぞれ削減案を提出するという。