八戸一中が第一養護学校にボッチャセットを贈呈

ボッチャ用具を贈り、記念写真に納まる八戸市立第一中の生徒と、八戸第一養護学校の生徒ら
ボッチャ用具を贈り、記念写真に納まる八戸市立第一中の生徒と、八戸第一養護学校の生徒ら
八戸市立第一中(澤田尚校長)はこのほど、半世紀にわたり交流を続けている青森県立八戸第一養護学校(中村健校長)中学部に、障害者スポーツ「ボッチャ」の用具2セットを贈った。同中の全校生徒がアルミ缶やプルタブを集めて換金、購入したもので、第一養護.....
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 八戸市立第一中(澤田尚校長)はこのほど、半世紀にわたり交流を続けている青森県立八戸第一養護学校(中村健校長)中学部に、障害者スポーツ「ボッチャ」の用具2セットを贈った。同中の全校生徒がアルミ缶やプルタブを集めて換金、購入したもので、第一養護学校へのボッチャ用具の寄贈は今回が初めて。全国ボッチャ選抜甲子園に3年連続で出場している養護学校の生徒たちは「もらった用具で練習して、来年度の大会こそは勝ちたい」と意欲を見せている。[br] 両校の交流は、養護学校の校舎が同中の近くにあった頃に始まり、現在まで50年にわたって続いている。年2回の交流会のほか、3年に一度のペースで福祉用品を贈っている。同中はこの活動で市教委から2019年度「学校教育実践功労表彰」を受けた。[br] 養護学校で行われた贈呈式では、同中環境委員会の中里鈴(りん)さん(3年)と細越朝陽(あさひ)さん(2年)が、養護学校のフィッシャー笑(えみ)さん(中学部2年)らに用具を手渡した。フィッシャーさんは「体育の時間に使うのが楽しみ」と喜んだ。[br] 昨年8月に行われた全国ボッチャ選抜甲子園で、養護学校は予選を通過できなかった。中学部1年の蛇平蒼大(じゃたいそうた)さんは「来年度の大会では勝ちたいので、練習したり授業で使ったりして頑張る」と意気込みを語った。[br] 細越さんは「来年度の交流会では、用具を使って一緒にボッチャを楽しみたい。ボッチャ選抜甲子園に向けて楽しみながら練習してほしい」と話した。ボッチャ用具を贈り、記念写真に納まる八戸市立第一中の生徒と、八戸第一養護学校の生徒ら