「みーくる」と交通ターミナル 4月4日に供用/三沢

4月4日に供用される三沢駅前の交通ターミナルと交流プラザ(左奥の建物)=12日、三沢市
4月4日に供用される三沢駅前の交通ターミナルと交流プラザ(左奥の建物)=12日、三沢市
青い森鉄道三沢駅につながる駅前交流プラザ「みーくる」と交通ターミナルは4月4日に供用が始まる。ターミナルには路線バスやタクシーが乗り入れ、交通の結節点としての利便性が向上する。整備を進めてきた三沢市は、生まれ変わった「陸の玄関口」を活用し、.....
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 青い森鉄道三沢駅につながる駅前交流プラザ「みーくる」と交通ターミナルは4月4日に供用が始まる。ターミナルには路線バスやタクシーが乗り入れ、交通の結節点としての利便性が向上する。整備を進めてきた三沢市は、生まれ変わった「陸の玄関口」を活用し、交流人口の拡大につなげたい考えだ。[br] 駅前広場整備事業の一環で整備された。駅前交流プラザは昨年11月11日に通路など一部の供用が始まった。2階建てで、延べ床面積1331平方メートル。1階にはバスの待合スペースや発券所、吹き抜けのエントランスホール、2階は鉄道の待合スペース、観光案内所、地場産品紹介スペースなどが設けられた。広々とした空間で机やいすもあり、学生が学習に利用できる。[br] 一方、プラザ隣接地へのコンビニ出店は実現のめどが立たず、市は駐車場整備に計画を切り替えた。利便性を確保するためにコンビニに代わりプラザ1階へ売店を設置したい考えだが、現段階で入居の見通しは立っていない。駐車場も工事は終わっておらず、利用開始は7月ごろになる予定。[br] 交通ターミナルは、十和田観光電鉄三沢駅が立地していた場所に整備された。路線バスやタクシーが乗り入れ、待合室も設置された。一般車両の進入は禁止される。[br] 市の担当者は「運用により駅周辺地域の活性化を図りたい。バス、鉄道の待合室ができ、交通環境も整うので、多くの人に利用してもらえれば」としている。[br] 駅前広場整備事業は2015年度にスタート。総事業費は予算ベースで約20億円。約7割を防衛費補助でまかなった。4月4日に供用される三沢駅前の交通ターミナルと交流プラザ(左奥の建物)=12日、三沢市