八戸セメント、千葉県船橋市と災害廃棄物の処理協定

八戸セメント(八戸市)と住友大阪セメント(東京)は13日までに、千葉県船橋市と「災害廃棄物等の処理に関する基本協定書」を締結した。同県で大規模な災害が発生した際、廃棄物を受け入れて、セメント製造の原料や熱エネルギーとして再生利用する。締結は.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 八戸セメント(八戸市)と住友大阪セメント(東京)は13日までに、千葉県船橋市と「災害廃棄物等の処理に関する基本協定書」を締結した。同県で大規模な災害が発生した際、廃棄物を受け入れて、セメント製造の原料や熱エネルギーとして再生利用する。締結は12日付。[br] 住友大阪セメントは八戸セメントの親会社。住友大阪セメントのグループ会社は、東日本大震災や熊本地震、2019年に東日本などで相次いだ台風などで発生した災害廃棄物を受け入れた実績がある。[br] 船橋市内に住友大阪セメントの研究所などがあり、八戸セメントは同市で発生した一般焼却灰をセメント製造で使用している。[br] 住友大阪セメントの担当者は13日の取材に「災害廃棄物を処理する際にスムーズに処理できるようになる」と意義を強調した。