青森県が戸来造林企業組合と「森林づくり協定」

協定書を交わした高見憲正理事長(左から3人目)ら
協定書を交わした高見憲正理事長(左から3人目)ら
青森県は9日、八戸市の八戸合同庁舎で「県森林づくり協定書」の交換式を行い、新郷村の戸来造林企業組合(高見憲正理事長)、村戸来財産区(管理者・櫻井雅洋村長)と新たに協定を締結した。 県は林業従事者の減少などに伴う森林の荒廃防止を目的に、県内の.....
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 青森県は9日、八戸市の八戸合同庁舎で「県森林づくり協定書」の交換式を行い、新郷村の戸来造林企業組合(高見憲正理事長)、村戸来財産区(管理者・櫻井雅洋村長)と新たに協定を締結した。[br] 県は林業従事者の減少などに伴う森林の荒廃防止を目的に、県内の企業や団体と協定を結び、市町村や民間の所有林の整備支援を受けている。三八地域での協定締結は今回で5例目。[br] 同組合は、三八地域の森林での各種作業を請け負っている。協定では、同財産区が管轄する戸来地区の森林0・72ヘクタールを対象に、ミズナラの苗木2100本の植栽や、雑草の下刈りなどを担当する。期間は5年間。[br] 式典では高見理事長、櫻井村長、県三八地域県民局の櫻庭憲司局長が出席し、3者で協定書を交わした。[br] 高見理事長は「活動を通じて地元の環境保全や山の防災機能維持に貢献したい」と意欲。櫻庭局長は「社会全体での森林づくりが必要。ミズナラの健やかな成長を期待したい」と感謝した。協定書を交わした高見憲正理事長(左から3人目)ら