「4減」「2減」2会派が2案提出へ 八戸市議会議員定数削減

壬生八十博議長(右から2人目)に答申する藤川優里委員長(左)=9日、八戸市
壬生八十博議長(右から2人目)に答申する藤川優里委員長(左)=9日、八戸市
八戸市議会の議員定数を巡り、自民党系の第1会派「自民・市民クラブ」と国民民主党系の第2会派「きずなクラブ」が、それぞれ定数削減案を開会中の定例会に提案する方針を固めたことが9日、分かった。自民・市民クは4減案、きずなクは2減案を提案する。 .....
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 八戸市議会の議員定数を巡り、自民党系の第1会派「自民・市民クラブ」と国民民主党系の第2会派「きずなクラブ」が、それぞれ定数削減案を開会中の定例会に提案する方針を固めたことが9日、分かった。自民・市民クは4減案、きずなクは2減案を提案する。[br] 現在32の定数に関しては、壬生八十博議長からの諮問を受けた市議会議会改革推進委員会(藤川優里委員長)が、昨年8月に見直しに向けた議論を開始。[br] 推進委の会合では、自民・市民クと公明党会派、無所属1議員が「4減」、きずなクが「2減」、新緑・無所属の会が「段階的削減」、共産党会派が「現状維持」の各案を提示した。[br] だが、議論はまとまらず、推進委は昨年9月に4案を議長に答申。その後も議論を継続したが集約できず、9日に改めて「削減が必要との意見が大勢の中、具体的な定数は意見の一致をみることができなかった」と、議長に4案を答申した。[br] 第1、第2会派がそれぞれ市議会に削減案を提案するのは、推進委での議論がまとまらなかったのを踏まえた対応。次期市議選からの適用を見据えた場合、早期に結論を出すのが適当と判断した。議員定数に関しては、本会議などでの議論に移行することとなる。壬生八十博議長(右から2人目)に答申する藤川優里委員長(左)=9日、八戸市