映画「しまもりさいじき」上映開始、八戸市南郷・島守の魅力をダンスで表現

島守の幻想的な風景を三つのスクリーンで届ける「しまもりさいじき」
島守の幻想的な風景を三つのスクリーンで届ける「しまもりさいじき」
八戸市南郷島守地区を舞台にした映画「しまもりさいじき」の上映が7日、市南郷文化ホールで始まった。舞踏カンパニー「大駱駝艦(だいらくだかん)」(東京都)が住民と共に作り上げたダンス作品で、地域の芸能や風景をモチーフにした斬新な映像を届けている.....
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 八戸市南郷島守地区を舞台にした映画「しまもりさいじき」の上映が7日、市南郷文化ホールで始まった。舞踏カンパニー「大駱駝艦(だいらくだかん)」(東京都)が住民と共に作り上げたダンス作品で、地域の芸能や風景をモチーフにした斬新な映像を届けている。15日まで。[br] 同市主催の「南郷アートプロジェクト」の一環。過去にプロジェクトに関わった、映像作家で演出家の飯名尚人さんが監督と撮影、同カンパニーの田村一行さんが振り付けを手掛けた。[br] 会場では約3時間の作品を繰り返し上映。3つのスクリーンで、それぞれ違う映像を流す―という上映方法。[br] 島守の春夏秋冬を描いた作品は、ヒマワリ畑を背景に、全身に金粉をまとったダンサーたちが前衛的な踊りを見せたり、約50年前まで同地区で行われた「花嫁行列」「葬式行列」を地域住民たちで再現したりする場面などで構成され、素朴でどこか幻想的な島守の魅力が描かれている。[br] 新型コロナウイルスの感染防止のため、会場入り口に手指消毒液を設置。予定より客席数を減らし、間隔を空けるといった対策をしている。[br] 上映時間は午前10時~午後4時で、入退場は自由。入場無料。3月9日は休館日。島守の幻想的な風景を三つのスクリーンで届ける「しまもりさいじき」