小中一貫校整備費44億円見込み/九戸村

九戸村は5日の村議会定例会で、村が進める施設一体型小中一貫校の施設整備費について、44億5916万円となる見通しを明らかにした。このうち、2020年度当初予算案には工事請負費など13億4250万円を計上している。 この日の一般質問で保大木信.....
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 九戸村は5日の村議会定例会で、村が進める施設一体型小中一貫校の施設整備費について、44億5916万円となる見通しを明らかにした。このうち、2020年度当初予算案には工事請負費など13億4250万円を計上している。[br] この日の一般質問で保大木信子議員の質問に答えた。村教委によると、国からの補助金は5億2500万円を見込む。[br] 村は、村内5小学校を1校に再編し、22年4月に小中一貫校の開校を目指すものの、昨年12月の村議会定例会で建設計画の白紙撤回を求める決議が可決されている。[br] 五枚橋久夫村長は「十分な説明や議論を行った上で決定した計画と考えている。基本計画や実施設計にかかる予算の議決をいただいており、それを着実に執行していかなければならない―という考えに変わりはない」と述べた。[br] また、廃校となる5校の校舎については「図書館や公民館、歴史資料館、企業誘致など有効に活用されるよう検討していく」とした。[br] 当初予算案は定例会最終日の12日に審議される。