青森県が国際戦略プロジェクト推進委員会

青森県産品の輸出状況などが報告された国際戦略プロジェクト推進委員会=28日、青森市
青森県産品の輸出状況などが報告された国際戦略プロジェクト推進委員会=28日、青森市
青森県観光国際戦略推進本部(本部長・三村申吾知事)は28日、青森市で国際戦略プロジェクト推進委員会を開いた。ヤマト運輸の担当者は、同社のサービス「国際クール宅急便」は新型コロナウイルスの影響で今月10日から運用を停止しているが、県と共同で展.....
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 青森県観光国際戦略推進本部(本部長・三村申吾知事)は28日、青森市で国際戦略プロジェクト推進委員会を開いた。ヤマト運輸の担当者は、同社のサービス「国際クール宅急便」は新型コロナウイルスの影響で今月10日から運用を停止しているが、県と共同で展開する輸送サービス「A!Premium(エープレミアム)」は継続できていることを明らかにした。[br] 意見交換で、同社青森主管支店長の岡野岳人委員はAプレミアムに関し、今月初旬から通常販路の別ルートに切り替え、問題なく継続できている―と現状を報告した。[br] 八戸市の地域貿易商社ファーストインターナショナル取締役営業部長の桜庭雅紀委員は、日本と同じく新型ウイルスの感染者が出ているベトナムの現状を取り上げた。「人が外を歩かず、飲食店の売り上げが3~5割程度落ち込んでいる」と消費が鈍くなっている状況に触れ、県産品の輸出にブレーキが掛かる可能性を挙げた。[br] 同本部推進委員長の黄孝春弘前大教授は、新型ウイルスの感染拡大による県産品輸出へのダメージについて、「海外では消費が落ち込むなど既に影響は出ているが、これからさらに影響が広がるだろう」との懸念を示した。青森県産品の輸出状況などが報告された国際戦略プロジェクト推進委員会=28日、青森市